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カーママ出発に報道陣ら殺到 小笠原「浸透を実感」

[ 2014年2月6日 05:30 ]

ソチに向け出発するカーリングの(左から)苫米地、小笠原、小野寺、船山、吉田

 カーリング女子日本代表の北海道銀行チームも、成田空港からソチへ向けて出発。空港ロビーでは報道陣やファンに囲まれ、2大会ぶり3回目の出場となるスキップの小笠原歩(35)は「カメラがいっぱいの出発は初めて。(06年の)トリノの時には5人だけで、誰にも声を掛けられなかった。注目されてカーリングの浸透を実感する」と感慨深げに話した。

 小笠原自身も結婚、出産を経ての大舞台。4年前の10年バンクーバー大会は「子育てに追われながらテレビで見ていた」という。その4歳になる息子からは、昨年12月の五輪最終予選でも持たされお守りとなったウルトラセブンに登場するガッツ星人のフィギュアを渡された。「結婚して応援してくれる家族も2倍になった。息子も勝ち負けが分かる年頃。手土産を持って帰りたい」。手土産とはもちろん、メダルのこと。遠いロシアから母は強しを見せる。

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2014年2月6日のニュース