【福岡ボート G3アビスパ福岡杯】あす開幕 平田忠則 地元で攻めの気持ち崩さない

[ 2025年9月20日 05:00 ]

今年3回目の当地参戦となる平田
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 ボートレース福岡の企業杯「G3 アビスパ福岡杯」が21日から6日間の日程で開催される。バリバリの記念クラスこそ不在となるが、A1級が11人参戦となかなか質の高いメンバー構成。初日12Rドリーム戦の1号艇で登場するのは地元の平田忠則(49=福岡)。来月に津で開催されるダービーで19年グラチャン以来のSG参戦を控えている。スタートに細心の注意を払いつつ、地元で弾みをつけられるか。

 地元戦で主役の責務を全うする。平田は今年3回目の当地戦。6月の前回戦はパワー不足に苦しみながらも、しぶとい立ち回りを見せて優出2着と結果を残した。今期は優勝こそ手が届いていないが、優出は6回。通算10回のV歴を誇る福岡でまた一つ勲章を加えることができるか。

 「福岡はまずエンジンが出ないですね。意地で優勝戦には乗っているけど、足が弱すぎて優勝には届かない。近況は中辻崇人さん仕様のペラをアレンジしながら結果は出てきた。なんとか頑張りたいです」

 月日の経過は早い。平田も今年11月には40代最後の1年を迎える。30代では勝率7点台が当たり前だったが40代半ばを迎えた頃から少しずつ成績は下降。ギリギリでA1残留を決めた期もあった。伸び型の調整に活路を求めたのはそんな時期。道中戦に活路を求める戦い方から、伸びをつけて1マーク勝負ができる攻撃的な戦い方にシフトチェンジ。これまで培ってきた戦法を捨てて、新たなスタイルを構築した。

 「昔は伸びなくても握って回っていたけど、今は中辻さん仕様のペラでいっているので、合わないとターン回りで跳ねたりすることがある。葛藤はありますよね。でも、伸び負けはしなくなった。臨機応変に調整していければと思っています」

 来月のダービーで6年4カ月ぶりのSG出場が決まったのは大きなモチベーション。一撃仕様だけにスタートを決めるのが勝つための最善策。それ故、9月大村の優勝戦でフライングを切ってしまったのは大きな痛手だ。それでも目の輝きは失っていない。

 「久しぶりにSGに戻れる。スタートをバチバチ行くつもりだったのでフライングはマイナスです。でも、チルト3度もあるし、大舞台でどれだけ伸びるか試したいですね」

 その前にまずは地元でひと仕事。スタートには気をつけつつ、攻めの気持ちは崩さない。


 【シリーズ展望】

 約6年ぶりのSG出場を決めた平田にとっては大舞台に向けて弾みをつけたいシリーズ。ただし、直近の下関はフライングの影響で思ったようなスタートを踏み込むことができなかった。SGを前に2本目のフライングは絶対に避けなければならない。隙が生まれるとすれば、そこだろう。シリーズリーダー争いは激化しそうだ。

 地元勢では平田とともに今井貴士が初日ドリーム戦に登場。今期は5月児島で優勝と幸先のいい滑り出しを見せたが、6月平和島でフライング。前走地平和島が休み明けだった。こちらも平田と同様にスタートが課題となりそうだ。

 平田、今井の地元コンビと違い、F持ちでもお構いなしにスタートを踏み込むのが田頭実の真骨頂。8月津でF持ちとなってしまったが、以降もゼロ台スタートをバンバン叩き込んでいる。当地は昨年12月の優勝を含めて3連続優出と好相性。出走回数の関係で現在はB級だが、決め手はA1勢にも引けをとらない。

 遠征勢では渡辺和将が最大の惑星。2月中国地区選でG1、7月児島でG2制覇と今年の実績で言えば断トツの存在。近況はややムラのある成績になっている。福岡では昨年12月の周年記念でも優出。ドル箱水面でリズムを立て直したい。

 24年7月以来の当地参戦と少しブランクが空いた下條雄太郎も注目株。当地は2連続優出中。アウト戦からでもキレのあるターンで1着を狙える攻撃力が最大の武器だ。他では山口達也、中田元泰、新田泰章、佐藤博亮、川原祐明も争覇圏内。良機を引き当てて見せ場をつくりたい。

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