【ボートレース 第137期修了記念競走】藤田康生 父の前で「完璧」に逃げて養成所チャンプに

[ 2025年9月19日 16:36 ]

修了記念を制した藤田康生、左は2位の鈴木雄登、右は3位の安藤瑠希
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 ボートレースの「第137期修了記念競走」が19日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われ、リーグ戦上位6人による「養成所チャンプ決定戦」は1号艇の藤田康生(20=静岡)がコンマ15のスタートから逃げ切って快勝。現役レーサーの父・竜弘(42)が見つめる中で最高のレースを披露した。修了生24人(女子は9人)は11月に全国各地でデビューする。

【養成所チャンプ決定戦】

1着・1号艇 藤田 康生(静岡)1分51秒1 1 15
2着・2号艇 鈴木 雄登(愛知)1分53秒1 2 28
3着・4号艇 安藤 瑠希(静岡)1分54秒5 3 20
4着・3号艇 港  理樹(東京)1分54秒8 4 29
5着・5号艇 中西 月輝(広島)       5 14
6着・6号艇 薗頭  心(兵庫)       6 29

※決まり手=逃げ。左から着順、艇番、選手名、支部、レースタイム、進入、スタートタイミング

 1年間の集大成。藤田が有終の美を飾った。決定戦は2、3コースがヘコんだ壁のないスリット隊形。4コースの安藤が攻めてくるのが見えたが、コンマ15と2番目に早いスタートを切ったことが功を奏した。「自分の旋回に集中した。完璧だったと思う」と先マイ。そのまま歓喜の瞬間を迎えた。ガッツポーズでピットに戻り、仲間や関係者から拍手を送られた。

 競技との出合いは現役レーサーの父・竜弘に連れられ、ボートレース浜名湖のペアボートに乗ったこと。「父に憧れ、ボートレースにも魅力を感じた」と3度目の受験で合格。吸収力が早かった。指導教官たちを「気が付いたらモンキーターンをやっていた」と驚かせるほど。リーグ戦は最多の7回優出して第1回と第4回を制した。リーグ戦途中からはダッシュに縛って挑み、大外6コースから28回進入して14回連に絡んだ。勝率7.25はトップ。B1斡旋特例を受ける。

 叔父は藤田靖弘、叔母は鈴木成美とボートレースとゆかりがある。現地で見守った父は「ケガせずやってもらえたらいい」とエールを送った。無事故5000走をクリアして表彰された背中が目標だ。「父のように事故を起こさないようスタートは人一倍意識して、いい新人が出てきたと思ってもらえるようにしたい」と、11月11~16日のとこなめで迎えるデビュー戦に向けて力強く誓いを立てた。

 ◇藤田 康生(ふじた・こうき)2005年(平17)1月25日、静岡県浜松市生まれの20歳。篠原中時代にサッカーを始める。浜松北高卒業までプレー。趣味はサッカー観戦でJ2磐田のファン。特技は長距離走。実用英語検定2級の資格を持っている。

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