【宇都宮競輪 G1女子オールスター競輪】ファン投票1位・児玉碧衣 「優勝して皆さまに恩返し」

[ 2025年8月8日 04:30 ]

ファン投票1位の児玉碧衣(撮影・篠原岳夫)
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 G1「第1回女子オールスター競輪」の初日メインは、ファン投票上位7選手による12R・ガールズドリームレース。記念すべき第1回大会に挑む選手の熱い思いを、ファン投票1位の児玉碧衣(30=福岡・108期)から聞いた。

 ガールズケイリンの一等星が再び輝き始めた。9年連続ファン投票1位という絶対的人気を誇る児玉。今年はガールズ歴代最多の2万1868票を集めた。「本当に感謝しかない。今年は特にうれしい。何より、良い時も悪い時も、応援し続けてくださる方々がたくさんいることを実感できました」としみじみと語る。

 今年の前半が“悪い時”だった。「グランプリ、G1、地元のG1を獲って、あと何があるんだということになった。目標もなかったし、“負けるのかな”と思いながら走っていた」。優勝こそあったが、完全に燃え尽きて練習にも実が入らず。スイッチはオフ。スターの輝きは消えた。

 光が見え始めたのが、4月の岐阜オールガールズクラシックの直前。お世話になっているマッサージ師の夫である角令央奈(38=福岡・98期)に「シューズだけ持っておいで」と声をかけられた。それから毎日ワットバイクで練習。少しずつ習慣としていった。「前向きにやったというよりは、最初は声をかけてもらって練習を再開した感じ。そこから気持ちが追いついてきた」と魂に灯がともった。

 自分への期待が復活の証拠だ。6月の岸和田パールカップを予選で敗退した際に「めちゃめちゃ調子良く迎えたのに…。悔しいじゃなくて自分にガッカリ」と本気で落胆。前半戦では考えられなかった。勝って無邪気に喜ぶ。負けて本気で悔しがる。感情を隠さない人間らしさが児玉碧衣。その姿が人を引きつける。

 さらにモチベーションを上げてくれたファンへ。勝って笑う姿を見せるのが最高の恩返しだ。「パールカップも第1回を優勝している。第1回女子オールスター競輪でも優勝できるよう精いっぱい頑張りたい。優勝して皆さまに恩返ししたい」。結果を出して、真のスターであることを証明してくれるに違いない。

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