【ボートレースコラム】岡村仁の弟子愛にジーンときた話

[ 2025年7月15日 04:30 ]

岡村 仁
Photo By スポニチ

 サマーレース特集(大阪本社版で24日付に掲載)で高憧四季を取り上げるので、師匠の岡村仁(41=大阪)に話を聞こうと電話取材したら、2人の弟子への特別な思い入れを聞けたので、特集に入り切らない部分をここで紹介したい。

 「弟子はヤマタツが初めてだったんですけど、選手を続けられるように持っていってあげられなくて…」

 山田達也氏(39)は現在、大阪ミナミで「SnackBar Moo」を経営。岡村も愛弟子の再出発に協力、宣伝を惜しまない。住之江YouTube配信の解説も務めるなど業界でも活躍中だが、選手としては2010年のデビューから16年の引退まで約6年間の短い現役生活だった。

 「その後悔から『弟子はヤマタツが最初で最後』と言い続けてずっと断っていたんです。そうしたら昨年の春に高憧から『ご相談が…』とLINEが来て、支部の役員(理事長)をしているから何かやらかしたのかと思って電話をかけたら『弟子にしてください!!』って(笑い)」

 グループの上條嘉嗣&暢嵩、山下奈緖、渋川夏に確認したら全員OK…と思ったら上條兄弟があることに気がついた。「岡村さん、ダマされていますよ!!今日は4月1日です」と。慌てて高憧に電話したら「エープリルフールじゃないです。ホントのやつです」。新メンバーの加入でグループ自体も活気づいたという。

 「高憧がグループLINEでどんどん質問してくるから、情報交換がかなり増えました(笑い)。逆にいえば、そこまで一人で悩んでいたのかと。僕も嘉嗣も暢嵩もみんなタイプが違うし整備、調整にしてもレースにしても、どんな心配にも相談できる環境が整ったから、安心してレースに打ち込めると思います」

 悔しい思いは二度としたくない。自ら禁を破って弟子をとったからには立派に育ててみせる。岡村の覚悟と二人の弟子への深い愛情を感じた取材だった。(森本 浩司)

続きを表示

「2026 皐月賞」特集記事

「アンタレスS」特集記事

ギャンブルの2025年7月15日のニュース