【気になるボートレーサー「ピットUP」】石井伸長 “のぶなが”だけどのんびり、ボチボチ、冷静に

[ 2025年6月14日 04:30 ]

石井伸長
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 昨年5月にデビューして丸1年が経過した石井伸長(24=香川)。通算5勝は134期の中では最多。近況は5月の浜名湖で6コースから鋭い捲り差しを披露したのに続き、次節の鳴門では6コースから強ツケマイでA1勢を撃破と乗れている。

 3連単の配当は浜名湖が10万円超、鳴門が4万円台と、うま味満載。新人とは思えぬ豪快なターンスピードで白星をつかみ取った。

 「鳴門の1着は自分でもいいレースができた、と思えるものでした。あれが一番うれしかったですね」

 6月2日の鳴門4R。6コースからコンマ11の踏み込みで攻め、ゼロ台の好スタートを決めた中田竜太、市橋卓士らをまとめてのみ込んだ。見事なツケマイ強襲劇。将来性を感じさせる一撃だった。

 デビュー2走目でフライングを切ったが、今では2年目とは思えない落ち着き払った姿をピットで見せる。

 「最初はいっぱいいっぱいでしたけど、今はリプレーで自分の走りを見て、この時はこうしたらいいな、と俯瞰(ふかん)して見られるようになってきました」

 このまま順調ならA級、いやA1昇格もそう遠くはないだろう。「お金の余裕ができたのもうれしいけど、お客さんが多い土日にいいレースができて、ファンの方に喜んでもらえるのが一番楽しいですね」と目を輝かせた。

 ボート界でただ1人のノブナガという名前もいい。「織田信長は特に関係なく、親が何ごとも長く伸びるように、と思いを込めてつけてくれました。早く覚えてもらえるのはうれしいですね。ボートだし、名前に“伸び”がついてるのはいいですよね」と少し誇らしげだ。

 ただ、戦国武将のようにギラついた雰囲気はない。「のんびり、ボチボチやっていきます。負けず嫌いでもないし、いい意味で何も考えてない」ことを長所だと語る。飛躍を期す2年目。“心は熱く、ハンドルは冷静に”の思いを込めて攻めていく。

 ◇石井 伸長(いしい・のぶなが)2000年(平12)8月24日生まれ、愛媛県出身の24歳。24年5月29日、香川支部所属の134期生としてまるがめでデビュー。同年12月の児島で初1着。通算5勝。同期には長谷川暖らがいる。1メートル59、51キロ。血液型O。

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