【豊橋競輪 G1全日本選抜競輪】山口富生がG1最年長勝利記録を更新!

[ 2025年2月24日 12:44 ]

<豊橋競輪場>G1最年長勝利記録を更新した山口富生
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 今年最初のG1「万博協賛・第40回全日本選抜競輪」(優勝賞金4190万円)は24日、豊橋競輪場で最終日を迎えた。2Rは大ベテラン山口富生(55=岐阜・68期)が自身が持つG1最年長勝利記録を更新した。

 
 中部の御大が自分を越えた。北津留翼の突っ張り先行で迎えた絶好の4角ハコ。渾身の力で踏み込むと爆風にも負けず、自転車がスムーズに進み突き抜けた。55歳1カ月18日でのG1勝利は、自身が昨年の競輪祭で打ち立てた54歳10カ月18日のG1最年長勝利記録を3カ月更新した。山口富は「翼が頑張ってくれた。ありがたいです。長い距離をモガいてくれたので、けん制できるような余裕もあった。坂口とも3人で決まるようにどこまで行けるかなと、遅めに思い切り踏んだ」と冷静に振り返った。

 当然、出場選手最年長。初日はおいっ子で弟子の拳矢との連係もあったが、離れて大敗。3日間、8、4、8着と車券に貢献できていなかった。「思った以上にレベルが高くて、初日に拳矢に置いていかれたので不安になった」と吐露。ただ、何もしないわけはない。2日目、点数が下の志智俊夫を谷口遼平の番手に回した。「諦めたわけではなく、自分の気持ちを入れ直すために3番手を回った」と自らを鼓舞し最終日の1着につなげた。

 今回わずか6人しかいない中部勢。ベテランの活躍はうれしいが、寂しい限り。山口富は「人数が一番少ない地区になっている。地元でもここに出られるように若手を指導している。3~5年で若い子が出てくると思う。自分が現役でいる限りは若手を指導していきたい」。自分だけではない、“長老”として地区全体で強くなろうとする責任感は強い。

 まだまだ元気な55歳。今後については、「勝手にアニキとして慕っていた神山(雄一郎)さんが引退したのは寂しい。目標にしていたので。今は目標としては何もない。気持ち一本です。でも、気持ちが続く限りはやるし、一戦一戦頑張りたい」。白髪は目立つようになった。ただ、そう話すベテランの目で燃える炎は、昔と何も変わっていない。

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