【宇都宮競輪　G2共同通信社杯　前検】レジェンド神山雄一郎　2年ぶりビッグ「踏み切ってゴールしたい」

地元のレジェンド神山雄一郎が登場。「腕が鳴るぜー」という雰囲気が最高だ
Photo By スポニチ

　大阪・関西万博協賛G2「第40回共同通信社杯競輪」（優勝賞金2890万円＝副賞含む）は13日から4日間、宇都宮競輪場で開催される。初日は出場選手選考順位による自動番組制度で一次予選が12R制で行われる。4Rには地元のレジェンド神山雄一郎（56＝栃木・61期）が登場だ。

　
　G1「16V」、共同通信社杯は6V。通算907勝の輪界のレジェンドが2年ぶりにビッグレースに帰ってきた。

　スポンサー推薦枠として選出された神山は「ビッグレースは縁のないレースだった。（選ばれて）まさかと、びっくりした」と率直な感想。もちろん走るだけではなく「せっかく選んでもらえたし少しでも頑張ろうと思って、ここに向けて備えてきた。自分の中でですけど、整えて納得のいく感じで入ってこられた」と万全を期す。

　初日は4Rに登場。佐々木悠葵―山岸佳太の関東3番手を固める。競走得点はメンバー唯一90点台の6番車。厳しい戦いが予想されるが、「周りが一流選手で厳しいと思うが、（自分の状態は）前回と比べれば全然違う。目標といっても昔みたいに勝ちたいというより、踏み切ってゴールしたいですね」。地元のファンに勇姿を見せる。