【向日町競輪 G3平安賞 最終日】12Rは山田久徳 窓場マークから悲願成就

[ 2024年9月8日 04:30 ]

窓場千加頼との地元タッグで平安賞初制覇を狙う山田久徳
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 向日町競輪の開設74周年記念「平安賞(G3)」は、8日12Rで決勝戦が行われる。地元の窓場千加頼と山田久徳が熱く結束。最後は山田久が悲願の地元記念初制覇を果たすとみた。別線となった脇本雄太が異次元のスピードで強襲だ。実力者の清水裕友も虎視たんたん。

 大改修前の現行バンクで迎える平安賞の最終決戦。地元と脇本は袂(たもと)を分かつ戦いとなった。燃える地元連係で山田久に本命の期待をかける。前を託す窓場が一段とパワーアップ。その窓場が炎の激走なら、番手の仕事をこなして抜け出すのみ。鋭脚・大森が3番手で追走だ。

 脇本は2勝(2日目二次予選12Rと3日目準決勝12R)ともに10秒台のハイラップで圧勝した。脚力は当然No.1。勝負に徹して地元勢を粉砕なら、即席ラインの武藤との一戦も。清水裕も実力者。中団からの一撃が不気味だが、動きが充実している大槻の強襲にも注意したい。

 <1>山田久徳 窓場君が凄い加速力でした。絶対抜いてやろうと。今回はしっかり自信を持って臨めていますね。決勝も窓場君の番手。

 <2>松谷秀幸 川越君が前々と踏んでくれたおかげ。練習不足もあるけど、レースは見えています。単騎で。

 <3>清水裕友 乗り越えたと思ったけど、それまで脚を使っていたので。早めにのみ込めていないし、大した状態ではない。自力です。

 <4>大森慶一 いつ脇本さんが来るかドキドキしていた。うまくコースが空いてくれました。伸びは前回と変わらずです。地元の後ろ。

 <5>窓場千加頼 平安賞は初の決勝です。脇本さんとは別で自力勝負です。

 <6>松岡貴久 清水裕君が頑張ってくれました。最後は伸びたけど、自分は余裕のない3着です。清水君へ。

 <7>武藤龍生 佐々木(悠葵)君が頑張ってくれました。ピリピリする展開でしたね。フレームの調整、体の状態は上がっていると思います。脇本さんの番手。

 <8>大槻寛徳 (3連勝は)びっくりです。単騎で。

 <9>脇本雄太 フタをされるのが分かっていた。対処が少し遅れました。疲れはあるけど、最低限の走りはできた。窓場君が自力でやりたいと。3番手は回れない。気持ちは重いけど、割り切って自力で頑張ります。

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