【阪神大賞典】テーオーロイヤル上昇一途!CW単走で余裕たっぷりラスト11秒9

[ 2024年3月14日 05:23 ]

菱田を背にCWコースで追い切るテーオーロイヤル(撮影・亀井直樹) 
Photo By スポニチ

 「第72回阪神大賞典」では、前走のダイヤモンドSを制して勢いに乗るテーオーロイヤルが充実ぶりを見せつけた。

 さらに上昇ムードだ。前走のダイヤモンドSで2年ぶりVを果たし、完全復活を印象づけたテーオーロイヤルがCWコース単走で雄大なフットワークを披露。余裕たっぷりに6F83秒2~1F11秒9を刻んだ。普段から稽古をつけている菱田は「思ったような時計で、動きも凄く良かったです。以前に比べてトモに力がつきました」と絶賛した。

 前走はトップハンデ58・5キロも何のその、抜群の手応えでサリエラとの競り合いを首差制した。菱田は「着差以上に余裕がありました」と回顧。22年ジャパンC14着後に右後肢骨折が判明して長期休養を強いられたが、使うごとに調子を上げてきた。3000メートル以上の長距離戦は4戦し【2・1・1・0】と抜群の成績だ。

 22年3着だった天皇賞・春の悔しさを晴らすため、今年はダイヤモンドS後に当レースを挟んできた。岡田師は「筋肉痛とか、不安が少しでもあるなら使わなかったけど全くない。使うごとに良くなっている」と意図を説明。「見た目に大きくなった気がする。力をつけているよ」と充実ぶりをアピールした。長距離界の帝王となるべく、重賞連勝で勢いをつけてG1に向かいたい。

続きを表示

「2023 天皇賞(春)」特集記事

「青葉賞」特集記事

2024年3月14日のニュース