武士沢 27年間の騎手生活に別れ「デビューした中山で引退 感慨深い」

[ 2024年3月11日 05:15 ]

教官服姿で敬礼する武士沢(撮影・村上 大輔)
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 JRA競馬学校の教官に転身する武士沢友治(46)が10日、中山競馬6鞍の騎乗を最後に引退、27年間のジョッキー生活に別れを告げた。

 最終12R(10着)後にはウイナーズサークルで引退セレモニー。同期の勝浦、村田師らから花束を贈られると、真新しい教官服に初めて袖を通して記念撮影に納まった。

 「(97年に)デビューした中山で引退も迎えられて感慨深い。若い騎手は馬への敬意と馬乗りとしての誇りを持って頑張ってほしい。ファンの方にはこれからも生まれる馬と人のドラマを見届けてください」とあいさつすると、居残った大勢のファンから門出を祝う温かい拍手が送られた。

 JRA通算1万1624戦340勝(うち重賞5勝)。4月1日には徳吉一己、蓑田早人、横山賀一、坂本勝美、小林淳一に続く6人目のJRA騎手出身の教官が誕生する。

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