【川口オート グランプリレース】森且行 今年2勝目 新車起用がピタリ「違和感なくなった」

[ 2024年3月6日 15:35 ]

川口G1の初日9Rを制した森且行は仲間の祝福に笑顔
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 川口オートのG1「グランプリレース」が6日、開幕。9R予選を森且行(50=川口)が制し、川口オートレース場は大いに盛り上がった。

 5枠からの発進。スタートを決め、2周目3角で前を力強く捉えて先頭。セーフティーリードを保って押し切った。2月5日以来、14走ぶりとなる今年2勝目に笑顔がはじけた。

 新車「Mニジュウサン」の威力は凄かった。雨が上がり、乾き具合など走路コンディションも微妙な中、晴れ用のタイヤで勝負を懸けたのも正解だった。

 「フレームの違和感がなくなった。3、4コーナーを(スムーズに)回れるようになった。1、2コーナーはまだ膨らむけどね」。回転が抑えられていない感じがあるなど、まだ100パーセントの満足度ではないが、悩みが深かった前節とはマシンが一変した。

 配当は跳ね上がり、3連単は10万円オーバー。「信用ないねえ」と笑ったが、気持ちにも余裕が出てきた。

 「スタートも練習から(うまく)切れていたからね。明日に向けて、シリンダーとピストンはちょっと考えている」。勝利の余韻に浸るのもつかの間。森は早くも2日目の調整で頭がいっぱい。実に森らしかった。

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