【佐賀・第65回花吹雪賞】21日発走 フークファンタジー 世代女流ナンバーワンに名乗り! 予想印を公開

[ 2024年1月19日 12:00 ]

距離適性は十分のフークファンタジー
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 来月の「飛燕賞」、その先の佐賀競馬3歳3冠レースにつながる3歳牝馬同士での真冬の決戦「第65回花吹雪賞」(四国・九州地区交流/距離1800メートル/1着賞金400万円)が21日9R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。今年は前2大会より混戦色が濃いが、総合的に地元佐賀勢主導の流れになりそうだ。

 ◎⑥フークファンタジー 昨年6月にデビューし6戦目の9月1400メートル戦で2着に7馬身差をつけ逃げ切り待望の初勝利。12月準重賞の「ペテルギウス賞」は大外枠から果敢にハナを奪い2着に5馬身差をつける圧逃劇を演じ2勝目を挙げた。2歳重賞は10月「ネクストスター佐賀」&「カペラ賞」、12月「フォーマルハウト賞」に出走。馬券には絡めなかったが、前走3歳重賞第1弾1月「佐賀若駒賞」は世代最強逃げる牡馬のトゥールリーを終始追う形から持ったまま2着に入った。距離適正は十分なうえ前々で競馬を進められる強味もあり、世代女流ナンバーワンに名乗りを上げる。

 ◯①ケンタッキーグレイ 昨年5月に北海道でデビューして1000メートル戦で1勝を挙げて12月に佐賀へ。佐賀では1400メートル戦を3戦して4・4・4着だが、北海道時代には10月2歳牝馬重賞「ブロッサムカップ」7着を含む1700メートルを3戦、1800メートル戦を1戦経験しておりペース、展開一つで2勝目が重賞初Vの可能性は十分にある。

 ▲⑨シーブレ 昨年7月北海道でデビューし1戦して翌月には佐賀へ。転厩初戦、2戦目の1300メートル戦は的確に抜け出して連勝。重賞は3戦して「ネクストスター佐賀」と「フォーマルハウト賞」は7着に終わったが、今回と同距離の1800メートル「カペラ賞」はフークファンタジーに先着し4着。その差し脚は侮れない。近2走は1400メートル戦でいずれも5着だったが、距離延長はプラス材料とみて変わり身に期待したい。

 ☆⑤ロトプレシャス 昨年11月にデビューしてキャリア3戦の〝佐賀フレッシュ娘〟だ。900メートルの新馬戦、続く12月1400メートル戦を連勝して前走「佐賀若駒賞」は2番人気で重賞デビュー。結果5着と洗礼を浴びたが、掲示板に載ったのは収穫だ。まだまだ伸びシロはあり、未知数の魅力に一票を投じたい。

 △⑧ウェンティ 前走の「佐賀若駒賞」含む重賞4戦、昨年5月のデビューから全14戦のキャリアを誇る。1300メートル戦1勝馬だが、2着1回、3着4回がある。重賞では苦戦を強いられているが、間隔が詰まっていても粘りがあり侮れない存在だ。

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