【大村ボート・G1海の王者決定戦】藤原啓史朗　誰もがひれ伏す猛烈な伸び足

自慢の伸びで1着を量産しそうな藤原啓史朗
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　ただ一人連勝発進を決めた菊地孝平が、初日10R後にこうコメントした。「衝撃的だったのが啓史朗の伸び」。同じレースには怪物19号機の枝尾賢もいた。なのに大絶賛を受けたのが藤原啓史朗（33）とは、いかに恐ろしい伸びなのか。菊地の言葉は2日目に証明された。

　藤原は3Rを3カド捲りで圧勝。展示タイムは6・62で、2番目に早い原田幸哉の6・73を大きく引きちぎっていた。「スタートを少し放っても出て行く足。伸びだけならここ最近にないくらい、めちゃめちゃいい」と本人も仕上がりには自信を見せる。

　今節は予選で1号艇が回ってこない。それでもこの鬼伸びがあれば問題なしというか、むしろ楽しみ。3日目もグイグイ伸ばして、ファンのハートを熱くする。