【アルゼンチン共和国杯】またまたまたモレイラ!ゼッフィーロ重賞初V “母国”でもディープ産駒躍動

[ 2023年11月6日 05:25 ]

<アルゼンチン共和国杯>レースを制したゼッフィーロ(右)(撮影・村上 大輔)
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 伝統のハンデG2「第61回アルゼンチン共和国杯」が5日、東京競馬場で行われ、1番人気ゼッフィーロが“マジックマン”ジョアン・モレイラ(40)の手綱に導かれ重賞初制覇。早朝の米BCターフに続き、国内でもディープインパクト産駒が躍動した。

 15番手で直線を迎えたゼッフィーロの前には馬群の壁。モレイラが「待つしかなかった」と振り返る危機的状況に陥った。内ラチ沿いで我慢する人馬の視界が開けたのは残り400メートル地点。「スペースができてからは素晴らしい脚を使ってくれた」。父譲りの瞬発力。先んじて先頭に立ったマイネルウィルトスを内から一瞬で抜き去った。

 池江師も最敬礼だ。「昔、スミヨンが“直線の道筋が見えている”と言っていたが、モレイラさんも同じ。(BCターフを勝ったオーギュストロダンの)ライアン(ムーア)もそう。藤井8冠のように何手も先が見えている。ブラボー!」と神騎乗を絶賛。今後については「ジャパンC(26日、東京)、有馬記念(12月24日、中山)もあるし、招待がくれば香港ヴァーズ(同10日、シャティン)との3択でオーナーと相談したい」と展望した。

 場内実況が「またまたまたモレイラ」と伝えた通り、先週末はモレイラの独壇場。金曜に大井JBCクラシック(キングズソード)を勝ち、中央でも土曜6勝、日曜5勝の1節(土日)11勝。「尊敬の人」である武豊が05年に記録した12勝に次ぐ白星量産だ。「夢のよう。まずは日本で乗れていることに感謝。勝つことは簡単ではないからうれしい」。屈託のない笑顔を浮かべ、7日にメルボルンC(ソウルコムに騎乗)が行われるオーストラリアへ旅立っていった。

 ゼッフィーロ 父ディープインパクト 母ワイルドウインド(母の父デインヒルダンサー)19年2月5日生まれ 牡4歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・社台レースホース 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績12戦5勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億5945万8000円 馬名の由来はイタリア語で西風、春のそよ風

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