【天皇賞・秋】イクイノックス連覇で破竹のG1・5連勝!天覧競馬で衝撃の日本レコード

[ 2023年10月29日 15:43 ]

G1天皇賞・秋 ( 2023年10月29日    東京芝2000メートル )

<天皇賞・秋>レースを制したイクイノックス(撮影・郡司 修)
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 これが世界1位の貫禄だ。11頭立てながら豪華メンバーが集ったG1天皇賞・秋は、断然の1番人気イクイノックス(牡4=木村)が制し、国内外でのG1連勝を5に伸ばした。勝ち時計1分55秒2は衝撃の日本レコードだった。

 天皇陛下が観戦された大一番。2着はジャスティンパレス(牡4=杉山晴)、3着はプログノーシス(牡5=中内田)だった。イクイノックスのルメールは馬上で最敬礼し、右手を胸に当てた。「安心しました。世界1位の馬ですから、世界のみんなが彼の競馬見たかった。イクイノックスの強さを見せました」と胸を張った。

 「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位に君臨。昨年のダービーで敗れたドウデュース(牡4=友道)との再戦で、リベンジを果たした。

 イクイノックスは父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)の血統で通算9戦7勝。重賞は6勝目となった。

 騎乗したルメールは先週の菊花賞に続く2週連続のJRA・G1勝利で、通算47勝目。木村師は同6勝目を挙げた。

 ▼天皇賞 1905年に創設された「エンペラーズカップ」が前身。37年以降は春と秋、年2回の開催に。芝3200メートル・4歳以上で定着していたが84年に秋は2000メートルに短縮、さらに87年から秋は3歳が出走可能となった。春は古馬ステイヤー日本一決定戦、秋は芝中距離王決定戦となっている。

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