【北九州記念】ジャスパークローネ重賞連勝 CBC賞に続き迷いなき逃走劇

[ 2023年8月21日 05:20 ]

<小倉11R・北九州記念>重賞連勝を決めたジャスパークローネ(左)(撮影・中村 達也)
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 小倉競馬場で行われた「第58回北九州記念」は5番人気ジャスパークローネが逃げ切り、CBC賞に続きサマースプリントシリーズ重賞連勝を飾った。

 迷いなき逃走劇。五分のタイミングでスタートを出たジャスパークローネは抜群のゲートセンスを誇るモズメイメイを制してハナへ。前半3F32秒9のハイラップを刻むが、直線に入っても脚色は衰えない。最後は外から追い上げる1番人気ママコチャを半馬身振り切り、重賞2勝目のゴールを駆け抜けた。噴き出す汗を拭いながら団野は「最初の1Fをいい形で入れたし、道中のペースは気にせずCBC賞と同じように気分良く行かせました。軽くない57キロのハンデでも勝ち切ってくれたし、重賞連勝したように力がありますね」とパートナーを称えた。

 管理する森秀師はエヒトで制した小倉記念に続く2週連続重賞Vとなった。ジャスパークローネはこれで全6勝が逃げ切り。師は前日の新潟3Rに出走予定だった馬の取り違えで過怠金50万円を科されたことを神妙な面持ちで受け止めた上で「(団野)ジョッキーがうまく乗ってくれた。元々、凄いスピードがあったし、これ(逃げ)しか戦法がない。ハナへ行ければと思っていたが、単騎で運べると強いね」とレースを振り返った。

 サマースプリントシリーズはCBC賞に続く2勝目で首位独走。シリーズチャンピオンの座をグッとたぐり寄せた。4歳夏を迎え、天性のスピードが一気に開花。師は「(この勝利でシリーズは)たぶん大丈夫だと思う。今後はスプリンターズS(10月1日、中山)を目標にしていきたい」とG1舞台を見据えた。

 ◇ジャスパークローネ 父フロステッド 母ファンシーキトゥン(母の父キトゥンズジョイ)19年3月12日生まれ 牡4歳 栗東・森秀厩舎所属 馬主・加藤和夫氏 生産者・米国のマハマーホール&ゴドルフィン 戦績14戦6勝(重賞2勝目) 総獲得賞金1億4384万8000円。馬名は冠名+王冠(ドイツ語)。

 《記録アラカルト》
 ☆騎手&調教師 団野のJRA重賞勝利は同馬で勝ったCBC賞に続き今年4勝目、通算7勝目。森秀師は先週の小倉記念(エヒト)に続く今年3勝目、通算51勝目。

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