【佐賀・第27回霧島賞】16日発走 ゴーツウキリシマ重賞初Vへ! 予想印を公開

[ 2023年8月14日 12:00 ]

瞬発力を発揮して重賞初Vを狙うゴーツウキリシマ
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 中央・地方交流の「第27回霧島賞」(距離1400メートル・1着賞金800万円)が16日6R(16時55分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。九州産同士でのバトルだが過去10年を振り返ると地元佐賀所属馬にJRA&兵庫所属馬が高い壁として立ちはだかっている。走破タイムを見ても1分26秒台~29秒ジャストで決まっており、今年もJRA勢が主導権を握りそうだ。

 ◎②ゴーツウキリシマ 昨年7月JRAでデビューして5戦は芝で4戦目2歳オープンの「ひまわり賞」で3着、続く5戦目「小倉2歳SGⅢ」で重賞デビュー(13着)。6戦目からダートに転向し1400メートル戦で9着も走破タイムは1分27秒8。今年1月佐賀3歳特別戦の「JRA交流ミヤマキリシマ特別」で圧逃劇を演じて初勝利。続く2月佐賀重賞「JRA交流たんぽぽ賞」は中団からレースを進めて3着止まりだったが、前走7月佐賀特別戦「JRA交流えびの特別」は再度先行して押し切った。今回も豊かな瞬発力を発揮してハナを奪えれば重賞初Vは可能とみる。

 ◯④イチザウイナー 21年6月中央でデビューし2戦目に芝1200メートルで初勝利すると3戦目からダートに転向。昨年7月佐賀「JRA交流えびの特別」で2勝目を挙げると続く第26回大会は3着に入った。前記佐賀1400メートル戦は両レースとも時計は1分28秒8で争覇圏内と言える。

 ▲⑫カッコヨカ 21年7月にJRAでデビュー。ここまで芝を7戦、ダート6戦して昨年7月、今年7月の佐賀特別戦「JRA交流大隅特別」を制している。昨年26回大会は1~6着を中央勢が固める中で6着。今年は掲示板とは言わず馬券圏内の上位争いを演じる構えだ。

 ☆⑩タケノサイコウ 重賞Vは21年11月2歳「カペラ賞」、昨年2月3歳「JRA交流たんぽぽ賞」がある。昨年5月佐賀3歳3冠重賞「栄城賞」4着後はやや精彩を欠く場面もあったが近2走は連勝。前々走のA1クラス1400メートル戦「鳴神月賞」は1分28秒6をマークしており地元佐賀勢の急先鋒に立つ。

 △③テイエムサツマオー 一昨年の3月3歳「飛燕賞」で重賞初Vを飾り3歳重賞路線定着したが、その後は重賞で猛アピールとはいっていない。それでも近走は前々で粘りの走りを披露しており地の利も存分に食い下がりたい。

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