【佐賀・第25回吉野ヶ里記念】23日出走 リュウノシンゲン大会連覇&重賞12Vへ 予想印を公開

[ 2023年7月21日 12:00 ]

大会連覇&重賞12Vへ突き進むリュウノシンゲン
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 古馬短距離路線の初夏スプリント重賞「スポニチ杯第25回吉野ヶ里記念」(距離1400メートル、1着賞金500万円)が23日6R(18時05分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1、2着馬には来たる8月31日佐賀競馬2大祭典の一つ「第23回サマーチャンピオンJpnⅢ」の優先出走権が付与される。

 ◎⑤リュウノシンゲン 20年は岩手2歳重賞3V、21年は岩手3歳重賞を4連勝した。川崎を経て昨年6月に佐賀に転入。昨年7月前回大会はキタカラキタムスメを前に見る形で最終コーナーを迎え、直線に入ると豪快に外からかわして佐賀重賞初制覇を果たした。12月には佐賀グランプリ1800メートル重賞の「中島記念」をV。今年も3月1400メートルの「九州クラウン」、5月1800メートルの「佐賀スプリングカップ」と重賞2Vを追加し好リズム。決め手が鋭いうえ、距離も融通が利き佐賀競馬現最強といっても過言ではない。
大会連覇&重賞12Vへ突き進む。

 ◯⑥スーパースナッズ 前々走6月「佐賀がばいダッシュ」はしまい逃げ切りを図るロトヴィグラスの内を突いて今年初&重賞初Vを飾った。1400メートル重賞は昨年12月「ウインターチャンピオン」で逃げ粘って2着に入線している。前走7月門別重賞「ノースクイーンカップ」は逃げ切りを図ったが、直線で捕まり5着。1800メートルと距離が長かった印象で今回2ハロンの短縮はプラスに働くとみる。前々でマイペースに運べれば重賞2Vが見えてくる。

 ▲⑧エスケイファースト 重賞経験は3月の「九州クラウン」7着のみだが、今年1400メートル戦は3勝をマークしている。そのうちの一つ前走6月準重賞の「大分川賞」はリュウノシンゲンをおさえて大金星を挙げた。その走りから一発を秘めている。

 ☆⑦ミスカゴシマ 第22回、23回大会連覇を含めて佐賀重賞8Vと実績面では他を圧倒する。だが今年は初戦1月2000メートル特別戦の「雷山特別」1着以来、快音が聞かれない。それでも展開一つで浮上可能な底力はあり要警戒だ。

 △③ダイモーン 今年は11戦して3勝、2着4回、3着1回と安定傾向にある。3勝は全て1400メートル戦(A2クラス2勝、前走7月A1・A2クラス1勝)で時計的にも通用する。中団で脚を溜めてシャープに抜け出しを図る。

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