【京都記念】エフフォーリア まさかの競走中止 2番手追走も鹿戸師「心房細動…仕方ない」

[ 2023年2月13日 05:26 ]

<阪神11R・京都記念>ゴール前で競走を中止したエフフォーリア(撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 まさかの結末だった。2番人気に支持された21年の年度代表馬エフフォーリアは決勝線手前で競走中止となりゴールできなかった。

 2番手を追走したものの勝負どころから手応えが悪く、ずるずると後退していき、ゴール手前で鞍上の横山武は下馬。レース後、鹿戸師は「急に止まってしまい、心房細動だったみたい。仕方ないですね」と悔しそうにコメントした。

 結果が出ていない遠征競馬に備え、今回は木曜に栗東に移動し、レース当日に競馬場入り。万全の対策で臨んだが無念の競走中止となった。

 それでも、レース運びからは復活を予感させた。最初のコーナーで逃げたユニコーンライオンの直後に取り付く積極策。2万人超が詰めかけたスタンドはどよめいた。指揮官も「積極的に行って良かったが…。(横山)武史も“道中はいい感じだった”と言っていた」と明かす。今後は美浦に戻って経過を観察していく。多くのファンが復活を待っている。

続きを表示

2023年2月13日のニュース