【大井・TCK女王盃】グランブリッジ 3度目の重賞制覇!川田3連覇「馬の力を信じて追った」

[ 2023年1月26日 05:00 ]

1番人気に応えてTCK女王盃を制したグランブリッジ
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 今年が最後となる牝馬限定のJRA交流重賞「第26回TCK女王盃」が25日、大井競馬場で行われた。1番人気のグランブリッジが直線差し切り優勝、3つ目の重賞タイトルをものにした。なお出走7頭は全て人気通りに入着した一戦となった。

 グランブリッジは大外から好スタートを切ると、1コーナーでは外からまくって行ったテリオスベルを先に行かせて3番手のポジションをキープ。道中もしっかり折り合うと3番手で迎えた直線で一気にゴーサイン。残り200メートルで先に抜け出したヴァレーデラルナに目標を切り替えると右ステッキの連打で追い出した。それに応えるように末脚を伸ばすとゴール前きっちり1馬身抜け出していた。

 21年(マルシュロレーヌ)、22年(テオレーマ)に続くこのレース3連覇を成し遂げた川田は「前半いい位置をキープしながらリズム良く進められた。初めての騎乗だったが馬の力を信じて追った。しっかり前を捕まえてくれたしいい内容だった」と振り返った。まだ明け4歳、馬体の充実とともにさらなる飛躍の一年となりそうだ。

 ◆グランブリッジ 父シニスターミニスター 母ディレットリーチェ (母の父ダイワメジャー) 牝4歳 栗東・新谷功一厩舎 馬主・サイプレスホールディングス合同会社 生産者・北海道新ひだか町の金舛幸夫氏 戦績10戦5勝(南関東3戦2勝) 総獲得賞金1億3440万2000円

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2023年1月26日のニュース