【佐賀・花吹雪賞】22日出走 高い安定感を誇るイチノコマチに期待 予想印を公開

[ 2023年1月20日 12:00 ]

高い安定感を誇るイチノコマチ
Photo By 提供写真

 今年の佐賀3歳牝馬クラシック路線の幕開け戦であり四国・九州ブロック代表として中央G1桜花賞のステップレース出場選定も兼ねた「第64回花吹雪賞」(四国・九州地区交流、桜花賞ステップ競走ブロック代表馬選定競走/距離1800メートル/1着賞金300万円)が22日9R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。地元のイチノコマチとミヤノウッドリーが3歳重賞の場でも熱い火花を散らす。

 ◎⑨イチノコマチ 全10戦で3勝2着5回3着1回と佐賀で高い安定感を誇る。昨年2歳重賞は皆勤。10月「九州ジュニアチャンピオン」で重賞初V。11月「カペラ賞」は2着と善戦。12月「フォーマルハウト賞」は兵庫のイケノシイチャンとカタラに続く佐賀勢最高位の3着と全て馬券に絡んだ。3歳初戦の前走1月「佐賀若駒賞」もしまい鋭く追い込みミヤノウッドリーにクビ差の2着と上々の内容。器用さは十分にあり重賞2Vに狙いを定める。

 ◯②ミヤノウッドリー 競走除外となった「九州ジュニアチャンピオン」以外の9戦は6勝2着1回。イチノコマチとの対戦成績は3勝2敗。「カペラ賞」6着、「フォーマルハウト賞」4着でイチノコマチの後塵を拝することになったが、前走「佐賀若駒賞」は2番手から早めに抜け出しイチノコマチをおさえてV。初の重賞Vへ再現を狙う。

 ▲⑤モーモーレッド 「佐賀若駒賞」も逃げ切りを図ったがミヤノウッドリーに捕まり4着。それでも2歳特別の1750メートル戦10月「ベテルギウス特別」、11月「アルデバラン特別」は逃げ粘って2着がある。ペース次第では大仕事を秘める。

 ☆③パパノオウマサン 高知からの刺客。デビューから2勝を含めて8戦連続で馬券に貢献したが、高知2歳重賞「黒潮ジュニアチャンピオンシップ」、「金の鞍賞」は着外。しかし、初の佐賀1800メートル戦で未知の魅力はある。

 Δ⑩ロトクローバー 12月「フォーマルハウト賞」で重賞デビュー。人気最下位の11番人気ながら5着と掲示板に食い込んだ。続く前走「佐賀若駒賞」は振るわなかったが、上記4頭以外とは経験値で一歩リードとみる。

<スポニチアネックス予想班>

続きを表示

2023年1月20日のニュース