【中山金杯】ラーグルフ&ウインキートス 宗像厩舎が新年開運2頭出し

[ 2022年12月31日 05:20 ]

併せで追い切るラーグルフ(左)=撮影・西川祐介

 中山金杯で2頭出しの宗像厩舎が注目。明け4歳のラーグルフと引退戦を迎えるウインキートスだ。30日は2頭とも坂路を軽快にキャンターで駆け上がった。

 新年の熱い期待を集めるのが後輩ラーグルフ。春は皐月賞(8着)に駒を進め、秋のセントライト記念5着。自己条件に戻った前走・甲斐路Sは5番手から突き抜けた。宗像師は「前走は強かったですね。まだ未完成ですけど気性的に落ち着いて良くなった」と成長を感じている。中山2000メートルは2歳時に芙蓉S快勝、G1ホープフルS3着と好走。「舞台は合っているので楽しみ」と念願の重賞初Vを見据える。

 明けて6歳のウインキートスはラストラン。21年目黒記念Vなど長く重賞戦線で頑張ってきた。同師は「2000メートルは多少短いかもしれないが最後なのでいいレースを。長距離輸送は得意ではないので中山ぐらい近ければ」と手応え。秋のオールカマー(3着)でも見せ場をつくったホームの中山で有終Vに燃える。

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