【中山金杯】マテンロウレオ　快進撃の予感！精神的に成長し好走続く

マテンロウレオ
Photo By 提供写真

　マテンロウレオは今年初戦だったきさらぎ賞でV。新年も好スタートを切れるか。今秋は骨折明けだったアンドロメダSで1着、前走の中日新聞杯でも勝ち馬から首差2着と好走を続けている。丸山助手は「いい休養になったようで、精神的に落ち着いています。大人になりましたね。使ったら気持ちが入ってくるんですが、前回は気持ちが入りすぎず、道中力むところがあったなか、よく頑張ってくれています」と気性面の成長を実感した様子。近2戦は好位追走から最後もしっかり脚を使っていて「ああいう競馬もできるんだと驚きました。（横山典も）春より乗りやすい、と言ってくれました」と目を細めた。

　この中間も調教を予定通りに消化。「順調です。体も少しずつ大きくなって幅が出てきた感じがします。まだまだ成長すると思います」と馬体重の数字こそさほど変わらずとも、肉体面の成長もアピールした。

　中山は3戦して結果が出ていないが、輸送自体は問題なく、心身がかみ合ってきた今なら気にしなくてよさそうだ。「（オリオンとともに東西金杯に有力馬2頭を出せるのは）凄いこと。いいレースができれば」と11カ月ぶりの重賞Vを狙っている。