【名古屋・G2共同通信杯】井上 12Rは余裕を感じる真杉ペース、吉岡 11Rは平原から流れいい神山へ

[ 2022年9月18日 05:00 ]

鬼脚・井上茂徳とF1・吉岡稔真コラム「最強ライントーク」
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 井上 二次予選を振り返る。12Rで脇本が敗退。太田が腹をくくって先行してカカリが良かった。脇本は一列棒状の8番手、4番手に郡司がいて脇本は不発。

 吉岡 脇本の対戦相手は“脇本がいつ来るか…”と脇本の脚力に焦ってしまうが郡司は大舞台で脇本との対戦も多く、落ち着いていた。早く踏むと脇本を引き出すだけに待って、待って、引きつけて踏み込んだ。

 井上 注目の新鋭中野は自分のレースはできた。ただ番手の飯野が遅れて清水が中野の後ろに入った。先行選手が育つにはしっかりした追い込み選手が必要。

 吉岡 清水が番手から捲り中野は着外に沈んだ。番手が守沢だったら結果は違った。自動番組でなければ中野の後ろはSSの(佐藤)慎太郎か守沢の組み合わせになったと思う。

 井上 準決勝。10Rは二次予選で脇本を破った郡司本命。郡司マークの和田はダッシュがあり離れないから一度休める。ゴール前で差すシーンも多く<5>=<3>。

 吉岡 コマ切れ戦で郡司の総合力が上回る。僕も<5>=<3>から入る。ただ郡司が吉田拓と中本との位置取りで脚を使うと、二次予選の動きが良かった島川―柏野で一気に仕掛ける流れがある。穴は番手柏野の絡み。

 井上 吉田拓は郡司より前団を確保して踏み込むと逆転がある。穴は単騎戦の成田の直線強襲。

 吉岡 11Rは平原が軸。森田も調子はいいが後ろが平原だけに自力に徹するだろう。神山は平原の後ろとは恵まれた。神山は二次予選で島川が駆けて1着と流れもいい。<3><4>から入る。

 井上 平原は前を任せた選手が不発でもキッチリ対応できる。私も<3><4>本線。二次予選で脇本を不発にした太田の動きがいい。太田はF1とはいえ連続優勝の好気配で今大会を迎えている。<9>=<1>が押さえ。

 吉岡 太田は森田と新田より長い距離を踏める。太田の動きに乗る清水から<1>=<9>、<1>=<3>も加える。12Rは先手は真杉。古性と松浦が位置取りも含めてどう出るか?両者は互角だが1番車の古性がやや有利。

 井上 私は真杉を狙う。真杉の2走を見ると余裕を感じる。真杉は先頭に立つのにも8分目で踏み込み、最後の粘り脚も残して軽く回している。走る度にランクアップしている。真杉ペースで粘る<3>=<7>、<3><1>。

 吉岡 僕は古性から<1><7>、<1><5>。真杉の後ろが飛び付きになると真杉も後ろが見えづらい。そこを小松崎―(佐藤)慎太郎で一気に叩くと慎太郎の頭が浮上。

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2022年9月18日のニュース