【新潟記念】エヒト サマー2000シリーズ王者へ有利

[ 2022年9月4日 05:30 ]

今年のサマー2000シリーズ順位
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 サマー2000シリーズ王者の資格は「対象重賞(七夕賞、函館記念、小倉記念、札幌記念、新潟記念)を1勝以上し、かつ13ポイント以上」が条件。七夕賞を勝ったエヒトは新潟記念を勝てば20ポイントで堂々の王者。4着でも通算13ポイントになり王者の可能性が出てくる。ヒートオンビートとスカーフェイスは優勝が絶対条件。

 ▽新潟記念 新潟競馬場で最も歴史の古い重賞。歴代優勝馬は個性派が並んでいる。第1回の65年はシンザンの好敵手だったウメノチカラ。74年はオークス馬ナスノチグサがV。90年は49キロの軽ハンデを利した14番人気の6歳牝馬サファリオリーブが優勝。鞍上・江田照男の「穴男伝説」の原点になった。98年は屈腱炎を克服したオフサイドトラップが七夕賞に続く重賞連覇で秋の天皇賞制覇に弾みをつけた。荒れることで知られ、1番人気は02年から13年まで12連敗。08年は16番人気の4歳牝馬アルコセニョーラが勝ち、3連単102万8690円は新潟記念史上最高配当。18年に1番人気で制したブラストワンピースは83年アップセッター以来、35年ぶりの3歳馬の優勝となった。調教師別では今年レッドジェネシス、ヒートオンビート、ユーキャンスマイルの3頭出しで挑む友道師が過去4勝でレース史上最多勝。騎手では嶋田功(元調教師)の4勝が最多。

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