【アイビスSD】JRA女性騎手重賞初対決は菜七子が先着!スティクス5着、聖奈オヌシナニモノは15着

[ 2022年7月31日 16:00 ]

<アイビスサマーダッシュ>5着に敗れるも笑みを見せる藤田 (撮影・光山 貴大)
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 新潟11RのG3・アイビスサマーダッシュ(芝1000メートル)で史上初となるJRA所属女性騎手同士の重賞対決が実現した。先輩の藤田菜七子(24=根本)がスティクス(牝4=武幸)、後輩で今年デビューの今村聖奈(18=寺島)がオヌシナニモノ(牡5=高橋義)に騎乗。スティクスが5着、オヌシナニモノが15着で、菜七子に軍配が上がった。

 菜七子は「聖奈ちゃんは重賞を勝って凄いなと思っている。負けないように頑張りたい」と意気込んで挑んだ一戦。内ラチ沿いに進路を取る思い切った競馬で13番人気のスティクスを掲示板に乗せ、先輩の意地を見せた。

 JRAに所属する女性騎手同士の重賞対決は史上初。なお、JRA重賞での女性騎手の対決は今回が2度目。99年のG3新潟3歳S(現新潟2歳S)でJRAの細江純子と公営・新潟所属の山本泉が顔合わせ。山本騎乗のナッツベリーが7着、細江騎乗のドリームセイコーは10着だった。

 ◇藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997年(平9)8月9日生まれ、茨城県出身の24歳。美浦・根本厩舎所属。16年3月5日にデビュー。趣味は読書、音楽鑑賞。特技は睡眠。目標の騎手はリサ・オールプレス。座右の銘は日進月歩。1メートル57、46キロ。血液型A。空手初段、剣道2段。

 ◇今村 聖奈(いまむら・せいな)2003年(平15)11月28日生まれ、滋賀県出身の18歳。栗東・寺島厩舎所属。今年3月にデビューし、同13日の阪神8R(ブラビオに騎乗)で初勝利を挙げた。父・康成氏は元騎手で現在、飯田祐厩舎の調教助手。目標の騎手は武豊、幸英明。特技はボールペン字。1メートル59、47キロ。血液型B。

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