【函館3歳以上1勝クラス】メイショウホマレが逃げ切りV　“準地元”の鷲頭が今夏函館4勝目

　函館市に隣接する七飯町出身の新人・鷲頭虎太（こた＝18、栗東・千田）が17日の函館7R・3歳以上1勝クラス（ダート1700メートル）で4番人気メイショウホマレ（牝3＝松永昌）で逃げ切りV。3鞍に騎乗した地元最終日の最終騎乗で今夏函館4勝目（JRA通算5勝）を挙げた。

　スタート直後から積極的に手綱を押してハナを主張し、見事な逃走劇。ウイナーズサークルに集まった地元ファンから大声援を受けた鷲頭は「調教から乗せていただき、自信を持って乗りました。前が止まらない馬場でしたし、馬が頑張ってくれました」と笑顔で振り返った。

　この日2R・3歳未勝利戦（リュウノイチモンジ＝14着）では1コーナーで落馬寸前になりながら、何とか騎乗して完走ゴール。ファンを驚かせる一幕もあった。函館入りするまで1勝だったが、4勝を上積みして有終の美。次週から札幌に転戦する鷲頭は「地元の最後の日。結果を出したかったのでホッとしました。雨の中、応援していただいた地元のファン、関係者の方々に感謝しています」と目を輝かせていた。