【まるがめ・ルーキーS】近江が大会連覇 コンマ01鋭発から逃げ切り

[ 2022年7月17日 05:00 ]

大会連覇を飾った近江
Photo By スポニチ

 ボートレースまるがめの「スカパー!・JLC杯争奪ルーキーシリーズ第11戦 京極若武者決戦」は16日、第12Rで優勝戦が行われた。勝ったのはインからコンマ01の鋭いスタートから逃げ切った近江翔吾(29=香川)。大会連覇と今年2回目の優勝を勝ち取った。

 地元勢3人と初優勝が懸かる遠征組3人の争いは熱かった。壮絶なスタート合戦。6人全員がコンマ0台と攻め込み、中でも近江はコンマ01と極限まで踏み込んだ。そして逃げ切り勝ち。昨年に続く連覇を自らの手でつかみ取った。

 「スタートがこんなに早いとは…。でも、オーバーエージ枠の地元勢をこれだけ集めてもらった開催で、地元勢から優勝者を出せて良かった」(近江)

 最終日はキャブレターとギアケースをそれぞれ交換して試運転。しかし、満足いかずに元に戻した。そしてプロペラ調整だけで、枠番の良さを生かすレースを心掛けた。その方針がピタリとハマった。枠なりの3対3からイン速攻。近江の底力を見せつけた。

 6月多摩川以来、今年2回目のVは記録にも記憶にも残るものとなった。秋には最後のヤングダービー(9月20~25日、多摩川)もある。「そこは意識せず目の前の一走一走を頑張るだけ」。次節以降の意気込みを冷静に語った。

続きを表示

2022年7月17日のニュース