【セレクトセール】初日最高額はモーリス産駒の4億5000万円「とにかくいい馬」「完成度が高い」

[ 2022年7月11日 19:56 ]

4億5000万円で落札された「モシーンの2021」(C)Japan Racing Horse Association
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 日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2022」が11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークでスタートし、この日は1歳セリが行われた。

 初日の最高価格となったのは、上場番号76番の「モシーンの2021」(牡、父モーリス)で、ダノックスが4億5000万円(税抜き)で落札した。

 4億5000万円は、セレクトセール1歳に限ると、20年に取引されたシーヴの19(ショウナンアデイブ)の5億1000万円に次ぐ歴代2位の高額取引だった。母のモシーンは豪州でG1を4勝した名牝。半姉のプリモシーン(父ディープインパクト)は重賞を3勝している。

 ダノックスの岡田良樹ディレクターは「とにかくいい馬ですね」と第一声。「オーナーがまだモーリスの子を走らせていないので、モーリスに凄く興味を抱いていました。この2頭(モシーンの21とホームカミングクイーンの21)はどうしてもいきたいところだった」と説明した。

 高額での落札となったが、「万々歳の結果です。下見にいった人の評価がとにかく高かった。好馬体で動きも良く、1歳としては完成度が高い。オーナーも高く評価していましたし、今日の一番いい馬だと思っています」と満足顔だった。

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