【佐賀・はがくれ大賞典】27日発走 エイシンニシパ4度目Vへバク進 有力馬を紹介

[ 2022年3月26日 05:30 ]

今大会V4狙う“はがくれの鬼”エイシンニシパ
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 今年度の佐賀競馬古馬長距離路線を締めくくる大一番「スポニチ杯第19回はがくれ大賞典」(地方全国交流・距離2000メートル)があす第5レースでゲートイン。1着賞金が300万円から500万円となり各陣営モチベーションが高まるはずで熱戦が期待できる。

 昨年第18回大会は大外からエイシンニシパが好スタートを決め3番手に控える形を取った。2番手で最終コーナーを回るとブースターが点火。逃げ切りを図るパイロキネシストをすぐに直線でかわすと、そのまま「はがくれ大賞典」3度目のVゴールを決めた。その後も掲示板を外さない走りを披露し今年初戦の前走1月園田「新春賞」で自身が持つ兵庫所属馬の最多重賞優勝数を14に伸ばした。9歳となっても失うことのない輝きを放つ“はがくれの鬼”が今大会V4へ本領を発揮するとみた。

 相手には3歳時の昨年6月園田の「兵庫ダービー」、9月名古屋の「西日本ダービー」を制しタイトル通り「21年地方競馬西の3歳No・1」の座を獲得したスマイルサルファーを指名する。今年初戦2月名古屋の重賞「梅見月杯」は7着に終わったが瞬発力は申し分なし。佐賀攻略&古馬重賞初Vに狙いを定める。

 強力兵庫勢に待ったをかけるのは中央G3V2を含む重賞V8の地元大将グレイトパールだ。地の利も存分にVをロックオン。

 同じく地元の重賞V1アンバラージュも先行力は高値安定。マイペースにハナで運べれば逃げ切ってしまうシーンは十分にある。

 昨年西の3歳王者の座はスマイルサルファーに譲る形になったものの佐賀競馬3歳3冠プラス3歳牝馬重賞2Vのトゥルスウィーも底力は十分とみる。前4走はしまい伸びを欠いて勢いが感じられないが展開次第でV争いは可能とみる。

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2022年3月26日のニュース