【新馬戦総括】アルゲンテウス 非凡な末脚見せた、カナテープは好センス

[ 2022年2月1日 05:30 ]

30日の東京6R新馬戦を制したカナテープ(撮影・郡司 修)
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 土曜東京の芝1600メートル戦を勝ったアルゲンテウスの勝ちっぷりが目を引いた。前半1000メートル通過が63秒0のスローペースの中、4角13番手から上がり3F33秒4の末脚を繰り出して差し切り勝ち。非凡な決め手を見せつけた。曽祖母ビワハイジからはブエナビスタなど名馬が続々。血統的裏付けも確かだ。

 日曜東京の芝1800メートル戦を制したカナテープはセンスの良さが光った。スタートをポンと出ながらも2番手に控え、しっかり我慢。直線で内にモタれる幼さを見せたものの3馬身差の完勝。将来が楽しみな好素材だ。

 ダート戦では土曜東京のヒノデミッチー、土曜中京のキュートヴィランがA評価。前者は抜け出してからも余裕があり、上のクラスでも即、通用しそう。後者は2番手から抜け出して7馬身差の楽勝。驚異の勝ち上がり率を誇るアロゲート産駒。奥が深そうだ。

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2022年2月1日のニュース