【中山新馬戦】ウィズグレイス 樫向き新星候補、最終追いで動き抜群

[ 2021年10月1日 05:30 ]

国枝師が太鼓判を押す期待馬のウィズグレイス(撮影・村上 大輔)
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 アパパネ、アーモンドアイなど数多くの名牝を生み出してきた名門厩舎が、またしてもスター候補を送り出す。中山日曜5R新馬戦(芝1800メートル)でデビューするウィズグレイス(牝、父ディープインパクト)は、国枝師が太鼓判を押す期待馬。「ストライドが大きく、手脚が長い薄手の馬体。調教では古馬と互角に動く。タイプ的には桜花賞よりオークスと思わせる」と、既に来春のクラシック戦線を見据えている。

 最終追いはWコースで新馬を4馬身追走して併入。6F82秒8~1F11秒6をマークし、抜群の動きを披露した。中間はアカイトリノムスメ(3歳オープン)、ダノングロワール(4歳3勝クラス)などの先輩に胸を借りて鍛えられている。馬体重は450キロ前後。「もう少し増えてほしい。この時期のサトノレイナスに比べるとまだまだだが、いずれは追いつくかもしれない」とトレーナーは大きな期待をかけている。

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2021年10月1日のニュース