【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】13日中京11R 東の逸材サトノソルタスが尾張で順当に2勝目

[ 2019年7月13日 08:00 ]

 先週の七夕賞は、21歳の若手ホープ騎手・菊沢一樹が見事に重賞初制覇を飾った。それも、父である菊沢隆徳師が管理するミッキースワローでのうれしい親子V。現地に出張していなかったのでテレビ観戦ではあるが、優勝インタビューで見せた菊沢一樹の涙はとても印象に残った。予想が外れたのに、何となくうれしい気分になったのは、自分が父・隆徳師と同学年のせいだろうか?さらに精進して、一流ジョッキーに成長してほしいと思う。

 本日の当欄で取り上げるのは中京11R。関東から遠征するサトノソルタスに自信の◎で勝負する。一昨年の10月に不良馬場の東京新馬戦(芝1800メートル)を制し、続くG3の共同通信杯で2着した逸材。3戦目の青葉賞で6着に敗れた後は脚部不安で長期休養を余儀なくされたが、前走のジューンSで1年2カ月ぶりに復帰。初戦と同じ不良馬場だったが、後方からジワジワ末脚を伸ばして3着まで押し上げた。先着された2頭もオープン級の実力派(1着ジナンボー、2着シンギュラリティ)で、長期ブランク明けとしては十分に合格点の内容。中3週で順調に使える今回、きっちり勝って条件クラスを卒業だ。

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2019年7月13日のニュース