【阪神SJ】オジュウ伝説第2“翔”!軽快にスクーリング

[ 2019年3月9日 05:30 ]

阪神スプリングジャンプを前にスクーリングし飛越するオジュウチョウサン(撮影・亀井 直樹)
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 王者オジュウチョウサンが、9日阪神8Rの阪神スプリングジャンプで障害に復帰する。すでに7日に阪神競馬場に移動しており、8日昼、同競馬場でスクーリングを行った。

 午後12時すぎ、コンビを組む石神を背に馬場入り。同じレースに出走するシンキングダンサーと共に障害コースを周回した。2周目。たすきコースにある6号障害で初めて飛越。その後は4号障害、直線のハードル障害を華麗なジャンプで難なくクリア。オジュウらしく首をグッと下げたフォームで駆け抜けた。

 石神は「11カ月ぶりの障害ということもあり、いつもより1つ多めに跳ばした。最初の2つは緊張している感じの飛越だったが最後はいつもの感じに近づいていた。競馬に行けばリラックスして跳べるだろうし明日(9日)、効果が出れば」と手応えをつかんだ。

 阪神は2年前の当レースV以来。「(馬は)うっすら覚えているのか、大きく物見をすることもなかった」。決まった馬番は2年前と同じ11番。「厩務員さんとも“外がいい”と話していたし良かった。このコースは内だとゴチャつくこともあるし、外の方がスムーズにコーナーに入っていける」と歓迎した。

 昨年は7月から平地に転身して2連勝。有馬記念は9着も二刀流への挑戦は日本中に感動を呼んだ。連勝は11でストップ(障害は9連勝中)したが、またここから積み上げていけばいい。昨春、中山グランドジャンプ(1着)以来のコンビとなる鞍上は「久しぶりにオジュウとのレースを楽しみたい。頑張ります」。ここからが伝説の第2章だ。

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2019年3月9日のニュース