的場、落馬で救急搬送 後続馬に踏まれ左足負傷

[ 2018年6月16日 05:30 ]

 地方通算勝利数の新記録(7152勝)まで、あと9勝と迫っている的場文男騎手(61=大井)が15日、川崎競馬場の2Rで落馬、左足を負傷した。

 的場はシナノボタンで3番手を追走。4角でバランスを崩し、前方に落馬した。その直後に後続馬と接触し左足を踏まれた。場内の診療所の所見は「左下腿脛(けい)骨前面部広範囲挫創」。職員に肩を支えられながらも自ら歩き、装鞍所付近でズボンをまくって傷をあらわに。周囲からは悲鳴のような声も上がった。

 的場は「骨折はしていない」と話したが筋肉はえぐれていた。関係者によれば骨も見えていたという。その後、負傷の処置や検査などのため、川崎市内の病院へ救急搬送された。病院での所見は15日中には出なかった。3R以降に予定されていた計5鞍(3R桜井、8R和田、10R藤本、12R左海へ)は全て乗り代わり。全治期間は出ていないが、18〜22日の船橋開催での騎乗は難しいとみられる。

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2018年6月16日のニュース