【武雄・開設記念】小松島に続いた!地元・山田がG3連続V

[ 2018年4月16日 05:30 ]

武雄開設68周年記念の大楠賞争奪戦で優勝し、賞金ボードを掲げる山田
Photo By 共同

 武雄記念決勝が15日に行われ、地元の山田英明(35=89期)がまくって記念初優勝。前回、小松島で行われた「国際自転車トラック競技支援」で完全Vを決め、3日制G3で初優勝を決めていた男が、勢いに乗って4日制G3でも初Vとなった。

 レースは和田―山賀―村上―坂口―松川―山田―園田―阿部―小松崎で周回。残り2周で村上―坂口が上昇するが、阿部―小松崎が叩いて先制。打鐘で松川―山田―園田が巻き返しを狙うが、阿部は突っ張って出させない。最終ホームで何とか松川―山田で出切ると3番手は小松崎、4番手は村上。小松崎、村上の仕掛けに併せて山田が番手から抜け出し、そのまま力強く押し切った。

 優勝インタビューで山田は「支えてくれた周りの皆さんのおかげでこの場所に立てている。前で頑張ってくれた松川君、後ろは園田さん。ラインの力を信じて走ったので迷いはなかった。武雄記念は今回で8回目の出場。ようやく勝つことができた」と笑顔で振り返った。

 昨年5月の京王閣ダービーでG1初の決勝進出。6月高松宮記念杯、今年2月の全日本選抜でも決勝に駒を進めるなど着実に力をつけている。「G1タイトルを獲ることを目標に頑張ってきた。この優勝を次につなげられるようにしたい」。今後は和歌山F1(23〜25日)から平塚ダービー(5月1〜6日)へと向かうローテーション。G3連続Vの勢いで初のタイトル獲得を目指す。

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2018年4月16日のニュース