【福島10R】根本師 ネイチャー57キロも“自然体”

[ 2017年7月14日 05:30 ]

 【美浦ドキュメント=13日】生きていると、いろいろある。朝から根本師の言葉「人生楽しむ」が、村松の心に響いた。非常にシンプルだが、深イイ言葉。師はジョッキー時代、ダービー馬メリーナイスで挑んだ87年有馬記念でスタート直後に落馬。しかも3番人気。「その時はもちろん悔しかったけど、僕は引きずらない。だって、目標はもっと先にあるから」。その目標こそが、冒頭の言葉につながる。

 その根本師が土曜福島10R・信夫山特別に期待を持って送り込むのはネイチャーレット。愛弟子の野中とのコンビで挑む。「順調に来ている。トップハンデ(57キロ)と見込まれたけど、力があるということ。この夏、悠太郎(野中)と一緒に成長してほしい」と力を込める。丸山、野中、菜七子と3人の弟子を預かる師。とても大変なことだが、常に楽しむことを忘れずに競馬、そして人生に向き合うポジティブ思考の師から、元気を分けてもらった。

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2017年7月14日のニュース