ニッポーテイオーが死ぬ 老衰、33歳 天皇賞・秋などG1で3勝

[ 2016年8月17日 14:15 ]

1988年の安田記念を制したニッポーテイオー

 87年天皇賞・秋などG1・3勝を挙げたニッポーテイオー(父リィフォー)が16日夜、けい養先の北海道浦河町のうらかわ優駿ビレッジ「AERU」で老衰のため死んだ。33歳だった。

 85年10月に美浦・久保田金造厩舎からデビュー。郷原洋行(元調教師)とのコンビで87年天皇賞・秋で逃げ切り勝ちを飾り、念願のG1初制覇。さらに同年マイルCS、88年安田記念でマイルG1連覇を達成。続く宝塚記念2着(勝ち馬タマモクロス)を最後に種牡馬入りした。86年最優秀スプリンター、87年には最優秀4歳以上牡馬&最優秀スプリンターに輝き「マイルの帝王」と呼ばれた。

 種牡馬としては95年大阪杯と函館記念を制したインターマイウェイ、同年毎日杯を制したダイタクテイオー、113連敗で話題を集めた公営・高知競馬のアイドルホースのハルウララの父としても知られる。00年に種牡馬を引退した後はうらかわ優駿ビレッジ「AERU」で余生を送っていた。

続きを表示

2016年8月17日のニュース