【阪神JF】4着以下なし、芝マイル以上で白星あるエンブレムを指名

[ 2015年12月8日 05:30 ]

メジャーエンブレム

 阪神JF過去10年のデータを徹底分析した結果、今年2歳リーディング首位・ダイワメジャー産駒のメジャーエンブレムがV候補に浮上した。

 (1)大負けは駄目 外回り1600メートルにコースが替わった06年以降、6着以下の大敗があって馬券の対象になったのは、12年2着のクロフネサプライズ(小倉2歳S9着)だけ。優勝馬10頭に限れば、4着以下の敗戦があった馬はいなかった。ブエナビスタ、レーヴディソール、ジョワドヴィーヴルで3勝を挙げる名門・松田博厩舎が送り込むアドマイヤリードだが、ファンタジーSで8着。少々物足りない。ここで一気に11頭が脱落する。

 (2)マイル以上でV経験 テイエムプリキュア以外の優勝馬9頭は全て芝1600メートル以上で白星があった。473メートルの長い直線とゴール前に坂があるタフな阪神外回りは、持久力が大切。短距離を中心に使ってきた馬には厳しい。人気を集めそうなアットザシーサイド、キャンディバローズ、函館2歳Sを制したブランボヌールはマイル未経験。不安だ。

 (3)レース間隔 前走から2カ月以上ブランクがあって優勝したのは、近10年では13年レッドリヴェールの1頭だけ。札幌2歳S(1着)から中98日での優勝だった。クードラパンはサフラン賞(10月4日)以来の実戦。データ上は割引が必要だ。

 結論 ここまでクリアしたのはメジャーエンブレムだけ。今年2歳リーディング首位を突っ走る旬のダイワメジャー産駒が、文句なしのV候補だ。

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2015年12月8日のニュース