【エ女王杯】牡馬相手にも重賞V!ヌーヴォが昨年2着の雪辱果たす

[ 2015年11月10日 05:30 ]

V候補に浮上したヌーヴォレコルト

 エリザベス女王杯過去10年のデータを徹底分析した結果、ヌーヴォレコルトがV候補に浮上した。

 (1)経験 牝馬同士でも大舞台での経験が大事。過去10年の優勝馬は全てG1経験があった。未経験馬では13年ラキシスの2着が最高。勝ち切るまでは難しい。自己条件を勝ち上がったばかりのシュンドルボン、初G1のマリアライトも経験不足だ。

 (2)前走 3歳Vは10年の外国馬スノーフェアリーを除けば、前走・秋華賞6着以内。古馬勢は天皇賞・秋、オールカマーなど牡馬相手に戦ってきた組が強い。府中牝馬S組は4着以内が条件。ルージュバックはオークス2着以来のぶっつけ。能力は認めるが、5カ月半ぶりではさすがに割引が必要だ。

 (3)距離 芝2000メートル以上で結果を残した馬は強い。09年11番人気Vのクィーンスプマンテは2600メートルのOP特別1着があった。スマートレイアー、ノボリディアーナの勝ち星は1800メートルまで。フーラブライドも近走の不振ぶりでは評価しづらい。

 (4)3冠実績 若い3歳が5勝と優勢。5頭全て牝馬3冠で連対か、勝ち馬と0秒2差以内と好走歴があった。春2冠不出走タッチングスピーチの秋華賞は0秒3差の6着。もう少し頑張ってほしかった。

 (5)乗り代わり これまでに前走から乗り代わりで優勝したのは外国馬スノーフェアリー以外では、08年リトルアマポーラの武幸→ルメールの1頭だけ。大舞台では気心の知れたコンビが頼もしい。クイーンズリング、ラキシスは共に外国人ジョッキーへ代わるが、共に初騎乗。全幅の信頼を置くまではいかない。

 結論 最後まで残ったのはヌーヴォレコルト。今年に入って牡馬相手に重賞Vと充実一途。昨年首差2着の雪辱を果たす!!

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2015年11月10日のニュース