ドレッドノータス伝説の一歩

[ 2015年10月27日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】京都芝2000メートルは過去に幾多の名馬を出してきた“伝説の新馬戦”。好素材ぞろいの一戦を制したのはドレッドノータス。スッとスタートを決めると馬なりで2番手へ。4角入り口で持ったままの手応えで先頭に立つと、直線は二枚腰で後続の猛追を首差しのいだ。「最後も抜け出してから馬が遊びながら走っていた。うちの調教の本数としては2本ぐらい少ない仕上げ。まだ上積みはある」と矢作師。着差はわずかでも勝ち切ったあたりが勝負強さを感じさせる。道中の折り合いもスムーズで距離の融通は利きそうだ。

 非凡な瞬発力を示したのが、京都芝1400メートルのアットザシーサイド。道中は中団インで折り合いをつけ、直線で外に持ち出すと上がり3F最速の脚で他馬を封じた。福永は「調教をビッシリとやっていない中であの脚。力はある」と素質の高さを評す。距離はマイルぐらいはこなせる。

 東京ダート1600メートル戦はストロングバローズがV。スピードの違いで先手を奪うと、直線もグングン加速して後続を突き放した。重賞級の器だ。

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2015年10月27日のニュース