【阪神新馬戦】良血カイザーバル4馬身圧勝!母子桜へ

[ 2015年9月22日 05:30 ]

阪神新馬戦を制したカイザーバル

 牝馬限定で争われた阪神5R新馬戦(芝1600メートル)は、母ダンスインザムードの良血カイザーバル(角居、父エンパイアメーカー)が1番人気に応えて初陣を飾った。M・デムーロが「強かったね」と思わずうなるほどの内容だった。

 好位外めで折り合いをつけながら、直線追い出すと一気に先頭へ。グイグイと伸びて後続に4馬身差をつけた。鞍上は「大きな跳びをしていて真面目。テンションは大丈夫だったし、パワーがある。距離が延びても大丈夫だと思う。乗りやすかった」と振り返った。

 角居師も「血統馬ですからね。まずは無事に走ってくれて良かった。心臓も良さそう」と手応えをつかんだ様子。今後は「オーナーと相談してから」と言及を避けたが、04年桜花賞馬の母同様に、来春の大舞台を意識してのローテーションになるもよう。名門厩舎から、牝馬の主役候補が現れた。

続きを表示

2015年9月22日のニュース