【ローズS】2歳女王アデラ復活デモ 蛯名「走れる態勢」

[ 2015年9月17日 05:30 ]

併せて切れ味上々のショウナンアデラ(左)

 2歳女王ショウナンアデラが再び存在感を放ち始めた。最終追いは坂路でエンブレマータ(3歳未勝利)を3馬身前に置いてスタート。楽な手応えのまま並ぶ間もなくパートナーを抜き去り、ラスト13秒1の切れ味で2馬身先着。騎乗した蛯名は「サラッとだったが時計的には十分。女の子で久々なので、あまりビシビシやってもね。多少余裕はあるが走れる態勢にある」と納得の仕上がりだ。

 昨年12月の阪神JFを快勝したが、今年3月に右第3中手骨々折を発症。春のクラシック出走はかなわなかったが、軽症だったのが不幸中の幸い。7月には美浦に帰厩し乗り込んできた。

 「メンタル面も考えて、やり過ぎないよう調整してきたが、それでも春よりは(ハードに)やれている。浮くような走りで太め感もない」と二ノ宮師。前哨戦とはいえ桜花賞馬、オークス馬と激突。2歳女王の真価が問われる一戦だ。

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2015年9月17日のニュース