【セントライト記念】キタサンブラック しっかり負荷かけた

[ 2015年9月17日 05:30 ]

CWで追い切ったキタサンブラック

 今後の路線を決める重要な一戦だ。キタサンブラックは皐月賞では前々から粘り3着、世代上位の走りを見せた。ところが前走ダービー(14着)でも、いつも通りの積極的な競馬をしたが大敗。距離に課題を残す結果になった。

 清水久師は「ペースも流れも厳しく息が入らなかった。サクラバクシンオーの肌だし距離適性も出たのかも」と敗因を分析した上で、「新馬戦は控える形で勝っている。今回は前にはこだわらず出たなりで運べれば」と新たな戦法を視野に入れて巻き返しを期している。

 最終追いはいつも通り稽古役の黒岩(レースは北村宏)を背にCWコース単走。しまいまでしっかりと負荷をかけられ6F78秒7~1F13秒3の好時計をマークした。師は「休み明けにしてはいい動きだった。夏の休養を挟んでから若干背が伸びて幅が出てきた。ここでどんなレースができるかですね」と好感触を伝えた。

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2015年9月17日のニュース