【キーンランドC】ティーハーフ通過点だ!国分優“G1狙える器”

[ 2015年8月28日 05:30 ]

国分優騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、キーンランドCでティーハーフに騎乗する国分優騎手を直撃した。

 ――ティーハーフの前走(函館スプリントS1着)ですが、パドックだけメンコを着けていました。

 国分優 兄のサドンストーム同様、レース前に気合が入り過ぎて少しイライラする面があったようです。その対応策だったと思います。

 ――効果はありましたか?

 はい。特に前走は滞在競馬ということか、落ち着き過ぎていたくらい。レース前から感触は良かったです。

 ――スタートは遅かったけど待たされた影響があった?

 ずいぶん待たされてその影響もあったし、すぐにつまずいてしまったので思ったより後ろからになってしまいました。

 ――押していたにもかかわらず最後方。

 少し出していったけど付いていけませんでした。でも、前が飛ばし過ぎなのが分かったので、極端に遅れているわけではないと判断して乗っていました。

 ――コーナーでは思い切って大外へ。

 そこへ行くまでは内で待って脚がたまっていました。だから勢いがついてからは思い切って外へ出していきました。

 ――それにしても凄い脚で一気に前を捉えました。

 ペースが速かった分、前が止まったし、内で詰まっている馬もいるのが見えて、そこで進出したから余計に速く見えたのだと思います。

 ――直線に向いてからは手前がなかなか替わらず内へ切れ込みました。

 物見をすることがあるので下手にいじって手前を替えさせるのは良くないと思いました。内へ行ったのはラチを頼らせたかったからで自分の判断。ササッたわけではありません。

 ――馬は1週前にしっかり追って直前の追い切りは馬なりだったようですね?

 中間、僕はノータッチですが、腕利きの厩務員さんをはじめ、素晴らしいスタッフがそろっているので良い状態でバトンタッチしてもらえるはずです。

 ――前走の勝ち方を見るとG1でも楽しめそう。

 それだけの器だと思うのでここはしっかりと結果を残したいです。

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2015年8月28日のニュース