【16日新潟新馬戦】競走馬も歯が命?アオテンに初戦から期待

[ 2015年8月12日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=11日】先日居酒屋の壁に激突して前歯を折った高木。美浦入り前にどうにかしたいと歯医者に泣きつくと、ものの10分で見た目には分からない状態に。今の歯科技術の高さに驚嘆しつつ、ふと馬の“歯事情”はどうなっているのかと疑問が湧いた。

 日曜新潟6Rでデビューするアオテンの取材後、尾関師が答えてくれた。「日本では獣医が兼任することが多いが、欧米には専門の馬の歯医者がいる。人間と違って馬の歯を診るのは大変だからみんな大柄なんだよ」と教えてくれた。「馬の場合は虫歯を治すというより、かみ合わせやハミ受けを事前に調整することが大切。アオテンも牧場でしっかりやってもらっているよ」と笑顔だった。6日の追い切りではしまいを伸ばした素軽い走り。「時計も水準以上で態勢は整っている」と同師。競走馬は歯が命?予防歯科もばっちりのアオテンに初戦から期待だ。

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