【西武園】新田康 ケガから復帰後、初の決勝R進出!

[ 2015年8月12日 05:30 ]

 選手生命の危機から復活した新田康仁が復帰後初めて決勝に駒を進めた。

 昨年11月21日の競輪祭初日に落車し骨盤骨折(恥骨結合離開)の大ケガ。「もう選手を辞めるしかない」と覚悟した時期もあったが、驚異的な回復力で3月玉野記念から実戦に戻ってきた。

 連勝で勝ち上がった今シリーズは2走とも復調気配を感じさせるレース内容。初日は中団を確保して一気のまくり。準決はまくってきた大竹をブロックしてから追い込む“技あり”の走りだ。「状態的には3~4割。練習だと感じがいいけど、まだ実戦で真の力を出し切れていない。それでも徐々に調子が戻っている」。決勝は悩んだ末、阿部に前を任せて番手戦。混戦なら実力者のタテ脚が伸びてくる。

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2015年8月12日のニュース