【日本ダービー】ミスターＸ　ドゥラメンテ異次元の末脚

　東京１０Ｒ・ダービーはドゥラメンテ。皐月賞勝ちの内容が圧巻。４コーナーで外に膨らみ、大きなロスがあったが、そこから体勢を立て直して上がり３Ｆ３３秒９の爆発力でリアルスティールを置き去り。異次元の末脚は直線長い府中でさらに凄みを増す。

　激しすぎる気性が最大のネックだが、鞍上が巧腕のミルコ・デムーロなら問題なし。この中間も美浦に駆け付けコンタクトを取って好感触をつかんだ様子。祖母エアグルーヴ、曽祖母ダイナカールはオークス馬。この血統からも、距離延長もあっさりクリアする。

　対抗はサトノラーゼン。過去１０年で４勝、２着１回と絶好の１枠を引いた。先週、ミッキークイーンでオークスを制し勢いに乗る池江厩舎、ディープインパクト産駒の組み合わせ。ここ一番で頼もしい鞍上・岩田とくれば、期待は高まる。怖いのはキャリアは浅いが底を見せていないアダムスブリッジ。

　馬単（１４）から（１）（６）（１１）（１２）（１３）（１７）