NZ女性騎手オールプレス ママになって今週から13年ぶり騎乗

[ 2015年5月6日 05:30 ]

日本で騎乗するリサ・オールプレス(中央)は二ノ宮師と笑顔で会話。右は厩舎実習中の騎手候補生・藤田菜七子

 今週からニュージーランドの女性騎手、リサ・オールプレス(39、旧姓マンビー)が短期免許で騎乗する。中央で4勝を挙げた02年に続き、日本では13年ぶり2度目の騎乗となる。5日朝、美浦に姿を見せたリサは新潟大賞典でコンビを組むナカヤマナイト(牡7=二ノ宮)に初騎乗。「ベリーエキサイティング!!」と好感触。前日に日本に到着したばかりだが、疲れも見せず笑顔で取材陣に対応した。

 7歳と10歳の息子が来日する7月までは単身生活。「子供は夫(カール・オールプレス師)が面倒を見てくれているわ」と母親の顔をのぞかせながらも、「(日本での騎乗は)とてもいい機会。ワクワクしています」と興奮を抑え切れない様子。短期免許は7月26日までの3カ月間交付される予定。結婚、2度の出産を経てパワーアップしたママさんジョッキーから目が離せない。

 ◆リサ・オールプレス(旧姓マンビー)1975年5月20日、ニュージーランド生まれの39歳。18歳時にワーキングホリデービザを利用して日本で牧場研修、この経験がきっかけで騎手を目指す。95年ニュージーランドで見習い騎手に。13年には通算1000勝を達成し、世界のトップ騎手で争われるシャーガーCにも選出。

続きを表示

2015年5月6日のニュース